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【絆のカタチ】No. 15村岡ファームガーデン様

公開日:2022年01月17日 カテゴリー:ニューズレター, ブログ タグ:

絆工房と村岡ファームガーデン

 

暑かった夏も、もう終わろうとしています。
蝉の鳴き声もどこか寂しそうに聞こえます。 特にヒグラシは・・・
オリンピックの祭典も終わり、ぽっかり心の中に穴が空いたような気分ですね。
さて、今回の訪問先は国道9号線沿いに在る「村岡ファームガーデン」支配人の田丸さんです。 今日はどんな絆のカタチが伺えるか楽しみですね。

早速、道の駅「村岡ファームガーデン」のレストランに通されました。
後で話に出て来ますがここは但馬牛の本場です。
その但馬牛がショーケースに並んでいます。
思わずヨダレと笑顔がこぼれてしまいました。 現在田丸さんは56才、生まれも育ちも生粋の村岡っ子、。

一時は都会暮らしも経験したが、ふる里にUターンし、ハチ北でのペンション経営に夢を見いだし約20年取り組まれましたが、
現在のファームガーデンの面倒を見ることと成りました。
そして13年過ぎました。現在も順調に実績を伸ばしてます。
しかし、田丸さんの人生の変遷は決して楽なモノでは無かったようです。 元々第三セクターで運営されていたファームガーデンは赤字体質で閉鎖一歩手前の状態でした。
そうした中、運営審議会のメンバーでもある田丸さんが一向に進まない現状に業を煮やし、
田丸さん自らが経営改善策を公社の社長でもある町長に進言することにしました。
そうすると何と「言い出しっぺのおまえにこれを任せる」と言うことになり引き受けざるを得なくなったのでした。
彼は大変悩みました。
家族会議までも開いた結果、20年営んで来たペンションを放りだし、
「株式会社むらおか振興公社ファームガーデン」を背負うという決断をする事と成りました。

絆工房と村岡ファームガーデン
たくさんの問題が山積しています。
とりわけ組織の大改革を断行しメンバーの一新は避けて通れないと言うこともありました。
そういった不安を抱えながら移った訳です。
しかし、取り組んでみると、
「田丸がやるなら行ってやらねば!」
「知らない仲や無いからな!」と駆けつけてくれました。
それまでに築いてきた方々との絆が大いに助けになった。 
これがまさに絆ですね!、
赤字体質の事業の転換を見事に果たし、一年目から黒字となりました。 

そんな田丸さんのDNAにふる里但馬の景色が刻まれています。 
小さい頃、オヤジと山に登った時も、緑の山々に囲まれた青い空を、引き込まれるように飽きもせず、ず〜っと眺めている様な子供でした。 ファームガーデンに移ってからも但馬牛を始め大納言あずきまで、但馬には沢山の恵みが溢れている、にもかかわらず、
その魅力がお客さまに伝わっていない・・・。
「何とかしたい」・・・
過疎化していく我がふる里に於いても生活が成り立つようにしたい。 生まれ育った愛するこの地を何とか盛り上げたい・・・。
今この思いがむくむくと起き上げって来ていると。ここにある商品は田丸さんの心意気が感じられる商品ばかりです。 
地域との絆を新たに作ろうと頑張っている田丸さん、頑張れ・・・、
益々のご活躍お祈りしています。
絆工房と村岡ファームガーデン
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