【絆のカタチ】No. 12河西ふとん様
今年も既に永い一月も過ぎ去り、二月も早、半ば、あなたの夢は叶いそうですか?
さて、今回の絆のカタチは日高バイパス交差点に店舗を構えられている「河西ふとん店」の河西栄治(39歳)さんをご紹介します。
現社長の栄治さんは末っ子、銀行マンだった頃からオヤジの背中を見ながら育ってこられました。
その親父(現相談役)さんも祖父の後を継いでこられ、栄治さんは三代目となります。
そんな栄治さんが絆について語ってくれました。
「創業77年となる河西ふとん店、歴史もありそれなりのプレッシャーを感じながら親の後ろ姿を追いながら、
何とかここまでやって来ました。その陰には祖父、親父と繋いできた店に対する思いや物語が連綿とありました」と・・・
多分それが絆なんだろう。
また「オヤジには自分に無い何かがある。それは人情味と徹底した『けち道』です。
何かに付け「もったいない」とすぐ口から出る。
電気器具の扱いでもよく言われました。
小さい頃はよく反発したものでした。
私はその話をお聞きし、そこにこそ儲けの基本があると思いました。
商売の鉄則は如何に安く仕入れ高く売るか!です。
だからといってボッタクリはいけません。
その差をアイデア、工夫、サービス、世界観で満たして上げて初めてお客さまは喜んで買って下さる。
ですからオヤジさんの『けち』の陰にも目には見えないが沢山のアイデアが埋め合せされていたのだと思いました。
今のバイパス店も多大な投資をされて現在がある、
決して『けち』だけでは出来ないことですね。
また、77年の永きに於いて築いて来られたお客さまとの『絆』は大きな財産です。
その財産に頼るのではなく活用して行こうと、栄治さんはじっくりと考えて話してくれました。
『眠りについての提案』その一つがエコな暮らしに役立つ「めん綿の打ち直し」、これからの時代に必要とされるリサイクルビジネス。
布団は毎日使うモノ。
人の身体にとって一番いい物を探し、作り、提案し、お届けする。
『眠りについての専門家』に掛けていくとのことでした。
栄治さんは店に入って12年、社長となって2年、当にこれから先代の期待の元、河西ふとん店を担っていこうと決意を新たにされている事がお話しの中から伺えました。 地元日高町で頑張る若き経営者を私も陰ながら応援させて頂きたいと思いました。快く取材に応じて頂き感謝!です。
以上
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