そんな海外の人が今も昔も日本を魅せられる理由とは。
その理由の1つに日本独特のデザインと色があります。
デザインの多くが縁起物、つまり「幸せ」への願い。
五穀豊穣、家内安全、子供の成長、子孫繁栄などすべてが「つながる縁への幸せ」を願っている物語が込められています。
縁起のいい代表的な柄は、吉祥文様。
海外の巨匠アートを魅了した浮世絵にもこの吉祥文様が多く使用され、
現在も、ファッション、器、家具など幅広く意匠が用いられています。
そして、色については日本の島国という地形と季節が影響しています。
四季があるこの国の草木、空、山などを、例えば
薄桜 ( #fdeff2 )
枯茶 ( #8d6449)
露草 (#38a1db)
といったを自然の色で日本人は表現できます。
日本の伝統色は、日本文化特有の色彩感覚に基づいた色、また過去の歴史資料において出典がある日本固有の伝統的な色名称を含むと1100余の色を指すとも言われています。(ウィキペディア引用)
はっとする色あざやかな色もあれば、静寂な色もあり、
そして、その色は、日本人の喜び、悲しみといった心の感情から、侘び寂びのような風情を表します。
このように多種多様な色と共に生きることで日本人独特の色彩感覚が磨かれたととも言われています。
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