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【絆のカタチ】No. 17映像作家/写真家 藤原次郎定様

公開日:2022年01月17日 カテゴリー:ニューズレター, ブログ タグ:

絆工房藤原次郎様

 

2013年も早二月に入りました。
皆さんの今年はどんな年にする予定ですか?
テレビからは相変わらず悪いニュースが流れてきます。 
しかし、考えてみてください、戦時中は戦地での勝利のニュースしか流れて来なかった様です。
と言うことは今の時代は平和なんだと言うこと、何だかんだありますがとにかく感謝しないといけないですよね。
悪いニュースにフォーカスしたってしょうが無い、今の自分が在ることの幸せを見い出しながらやりたいもんですネ。
さて今回の絆のカタチは映像作家/写真家の藤原次郎(57歳)さんです。
私(笠原)より一つ若い。 わたしとJiroさんはFacebook繋がりです。
もちろんお客さまでもあります。
特に「但馬スケッチ」上映会を見に行ってからはリアルで仲良くさせて頂いてます。
Jiroさんはとにかくスゴイんです。
数々の国際映像コンテストの受賞歴を持つておられ、あの世界的建築家・安藤忠雄氏にも認められ
現在スゴク活躍されている朝来市の出身のカメラマンです。
そんなJiroさんがなぜ映像と写真を目指したか!、その絆に迫ってみましょう。 若きJiroさんの少年時代の出来事でした。
性格がおとなしくシャイなJiroさんが高校生時代にコンパクトカメラを持って撮りまくっていたら
近所に住んでいた新聞記者の目にとまり
「君はよほど写真がすきなんだな、だったら本物を使え」と言って当時のプロのカメラ、ニコンフォトミックを貸してくれた。

彼は自分の小さい頃に重ねそんなJiroさんを応援したいと思われた様です。 
Jiroさんの人生に取って大きな出会いだった様に思います。
間もなく大阪芸大を出て建築関連の写真を仕事として働き出しました。
しかし仕事とはいえ依頼された仕事ゆえ、ある意味ストレスを貯めていた頃、約20年前に和田山ジュピターホールで
第九を歌う企画がありました。それは悶々とした日々を送っていたJiroさんの作家魂に火を着けました。
誰の依頼でも無く自らがドキュメンタリーを撮る決意をし芸術家の道を踏み出しました。
これはある意味「開き直り」にも似た思いだったのでしょう。 
そう言った時にまた出会いがあり絆が繋がりました。 
但馬学研究会の浜野さんに誘われ、その活動の中で但馬の風景を撮り出しました。
「なんたんまちなみたんてい団」の書物を元に撮り貯めたものが「但馬スケッチ」としてまとめられました。
動画ではありますが、定点カメラに固執し不思議な世界を醸し出し、なぜか私たちの魂の深い所で懐かしさにも似た
感情が沸き上がって来ます。
コンクリートジャングルの都会で暮らしている人達が癒されるのが解るような気がします。
以後、Jiroさんは但馬の風景に魅せられ、想いを入れ、ここに自らの世界を見つける事になります。
また、地域の景観写真を利用した「風景の地産地消」プロジェクトも取り組まれていて地域活性化にも熱心に活動されています。  私もJiroスピリッツの世界を及ばずながら精一杯応援させて頂きたいと思います。

 

以上


   


   


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