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【絆のカタチ】No.39仕事は夢であり希望『ふれりあ』 代表 田原美穂様

公開日:2019年07月11日 カテゴリー:ニューズレター, ブログ タグ:

先々代から江原駅前に花屋を営んでおられる田原花店。
1998年に日高町イートバリュー近くのフラワーショップ『ふれりあ』をオープン。
家族それぞれが得意分野を生かしながら経営していましたが、2年前から店舗業務を担当している若奥様、
田原美穂様に生花店を切り盛りする苦労や今後の夢をうかがいました。

■ターニングポイントは”かっこ悪さ”

 

絆工房の絆のカタチとフラワーショップ ふれりあ

ー笠原「最初に、この職業を選んだ理由を教えて下さい。」

ー田原さん「お花が好きだったからです。」

その言葉通り、結婚前までは芦屋の花屋さんに勤めておられた美穂さん。
長身でふわりとしたロングヘアーの似合う女性。偶然にも生花店を営むご主人と知り合い結婚。
当時は、華道に代表される和風中心の生花を営んでいた田原花店ですが、より手軽に買えるようスーパーにも卸すようになります。
お客様を待っているだけでなく、営業もこなします。

ー田原さん「『ふれりあ』は営業にも行く花屋さんです。このネーミングは気に入ってますね。営業でお会いした方との会話の中からビジネスアイディアが浮かんだりします。営業で出会う方は、皆さん優しく色んなことを教えて下さいます。」

しかし、時代の流れと共に、生け花人口の減少、生活環境の変化に伴い売り上げが減少、それにともなってスタッフも減り、『ふれりあ』にとって厳しい時期がやってきます。

その状況を打開すべく、2015年、商工会の経営支援を受け、新たに事業計画を打ち出します。

ー田原さん「ここ数年の自分を一言で表すとしたら、”かっこ悪い”。かっこ悪いけど、勉強しよう、かっこ悪いけど教えてもらおう、かっこ悪いけどお客様に意見を伺おう。何事も初めての連続、失敗の連続でした。でも、何度も失敗を繰り返していくうちに、次第に出来るようになってくるんですね。不思議なものです。」

 

■仕事は夢であり希望

絆工房の絆のカタチとフラワーショップ ふれりあ
前列左から達富さん、清田さん、後列左から垣口さん、田原代表、田中店長

魅せるフラワーショップは、だんだんと人気フラワーショップとなっていきました。

「ふらっと気軽に立ち寄れる様なお店づくり、男性のお客様にも見てもらえるようなHPづくりもやっています。そのためにも、やはり改めて、経営の勉強の大切さを学んだ気がします。」

ー笠原 「美穂さんにとって仕事とは何ですか?」

ー田原さん「仕事は夢であり、希望であり、そして楽しいものです。スタッフにも恵まれ彼らと一緒にする仕事が楽しくてしかたがありません。とはいえ、数字面ではまだまだ支援立て直し途中です。目標は地域外(街)から豊岡に売り上げをとってくる人になりたいですね。」

絆工房の絆のカタチとフラワーショップ ふれりあ

 

絆工房の絆のカタチとフラワーショップ ふれりあ



地方にいながらにして、都会のお客様にも対応できるようなフラワーショップにしたいという夢をもつ美穂さん。
そのためには、シェアの取り合いではなく、より個性的な専門店でありたいと奮闘。

■今いる場所で花を咲かせる

 

ー田原さん「晩婚化時代結婚式自体が少なくなってきていますし、まだまだ大変なことが多いですが、ここ但馬発信でやっていきたいですね。花で生活をお洒落に、そしてワクワクする但馬にしたいです。

花贈りというのは、絶大な幸せ感が持てます。花一つでそんなにっていうくらい喜んでもらえることを、もっと多くの人に知ってもらいたいです。貰った人が幸せで、それを見てあげた人もまた幸せになるという素敵な絆が出来ます。大層な贈り物でなくていいと思うんです、ちょこっとさらっとプレゼントや手土産、挨拶代わりに花を贈って欲しいですね。」

文字通り、そこに居る場所で花を咲かせようとする『ふれりあ』の代表田原美穂さん。
スタッフとの絆も強く、ここ但馬の地で『ふれりあ』という大きな花が開花。

美穂さんの仕事は素敵な花を通しての絆づくり。
これからの益々のご活躍を期待しております!

フラワーショップ  『 ふれりあ 』
〒669-5305 兵庫県豊岡市日高町祢布988
  tel&fax 0796-42-3366

 



   


   


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