【絆のカタチ】No. 9日和山 城崎マリンワールド様
夏・・・ですね〜。 カラダが夏を受け入れてくれていますか?
東日本大震災もこちらの地域には及んでいません。 しかし、人の絆を通じて伝わってくるものはあります。
インターネット、テレビ、新聞、雑誌、から井戸端会議まで、口コミに乗って伝わってきます。
仕事上で感じている方も少ないと思います。
新しい街造り・・・返って何も無い状態からだと復興が加速するかも知れませんね。
戦後の焼け野原と成った日本が復興したように。
一日も早い再興をお祈りしております。
今回は、城崎マリンワールドにやって来ました。
僕も、ものごころ付いた小さい頃からなじみのある処です。
海水浴は竹野浜、その帰り有料道路(現在無料)の終点に日和山遊園・水族館に寄る、これが僕の海水浴の定番。そんなワクワク感一杯の日和山がいつの間にか海のテーマパークに生まれ変わっていました。
今や但馬で最大の海のエンターテーメント施設だと思います。
そんな魅力ある城崎マリンワールドにある絆の秘密を探ってきました。
ここの一番の売り物は何と言っても「イルカ・アシカショー」ですね。
そのイルカを育ててこられた、柿本武さん(36歳)にお話を伺ってきました。
柿本さんはここに来られて13年になり、リーダー的存在で沢山のスタッフを率いて活躍されています。
夢のあるワクワクの仕事をしている柿本さん、でも新人時代には大変な苦労があったと云う。
それはショーの時、相手は動物、言葉が通じない、それでもこちらの意志を伝え演技をさせなくてはならない。
そんな柿本さんの前に立ちはだかったのは、イルカの「ラナちゃん」名前はかわいいけど全く言うことを聞いてくれない。
ショーが終わっても帰ってこない、焦っている柿本さんを見かねた先輩が助け船を出す。
先輩の言うことはすんなり聞く、・・・今でもその時の光景は忘れないという。
大勢の観客の見てる前で・・・その時の無力感・腹立たしさ・恥ずかしさ・いろんな思いが頭の中を駆け巡ったに違いない。
新米の柿本さんにはどうすることも出来ません。逃げ込むところもありません。立ち向かうしかありませんでした。
そんな逆境の彼に「ジミー」という人なつっこい女の子イルカが柿本さんを引っ張って行ってくれたという。
高難度のダブルターゲットの演目を完成出来たのもジミーのおかげ心が通じ想いが通じ絆を感じた瞬間だった。
柿本さんは云うイルカをコントロールするのではない。
リスペクトするのだと。
一頭、一頭、顔も違うし個性も違う。
人が好きな子、怠け癖のある子、一生懸命しようとする子、人間と全く一緒だと。
柿本さんにとってそんなイルカが愛おしいぐらいにかわいい存在なんでしょうね。 これからも柿本さんはイルカと共に絆を深め続けることでしょう。
あなたもこの夏こんなかわいいイルカくんに会いに来てはいかが?
伝説のドルフィンキッス、まれにイルカ同士でKISSをするのを見ることがある。
その場面に出会えたカップルはとてもハッピーに成るという。
柿本さんは云う、ディズニーにも負けないワクワク感があるシーランドで、イルカとスタッフが繰り広げる一流の芸を見て頂くために、これからも一生懸命やっていきたいと。
イイネ!柿本さん、城崎マリンワールド!
ジオパークの認定もあり、益々楽しみなこれからですね。
私も取材を通じて沢山の学びがありました。 ありがとうございました。
以上
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