【絆のカタチ】No. 57点と線様
ドローン教育操縦士・認定検定員 代表 折 戸 宏 次 様(中央)
DS KITH ディレクタードローンアドバイザー村 尾 隆 之 様(右)
豊岡駅を降りて生田通りを少し下ったところにある北兵庫ドローンスクールを運営している合同会社 点と線 に今回は取材しました。
■ 天高く 鳥の目線で見る景趣
北兵庫ドローンスクールの店内に入ると絆工房で作らせて頂いたスタッフユニフォームを着た折戸さんと村尾さんの姿。
ユニフォーム左胸にはトライアングルと漢字「点と線」のロゴデザインされています。
—笠原 「この企業ロゴにはどんな意味があるのですか?」
—折戸さん「点は「人」を表し、人と人との点が繋がって線となっています。」
折戸さんは元大岡学園高等専修学校の先生。
パソコンを使った情報リテラシーの授業を生徒さんに教えてましたが、2019年、学校を退職。
現在、ドローンアドバイザーである村尾さんと共にドローンスクールを運営されています。
—笠原 「お二人の点と点はどう結びついたのですか?」
—折戸さん 「今年2月にドローンセミナーを開催したのですが、そのセミナーに村尾さんが来られたのをきっかけで知り合いました。」—村尾さん 「ドローンユーザーである私がそのセミナーに参加し、折戸さんとのご縁をいただきました。
そして、ドローンに興味がある人達が集まられるような店舗兼オフィスを立ち上げました。」
オフィスには、数多くのドローンが展示され、実際に操作体験もさせていただきました。
■ まるで空中サッカー パラレルワールドで広がるドローンサッカー
—笠原 「僕もドローンには興味を持っていたのですが・・・」
—折戸さん 「おもちゃのドローンは、コントロールが難しく途中で諦める人が多いんです。
当社では、そういった操縦の仕方も教えさせていただきます。
ドローンはネットでも買えますが、機体のセットアップ、操縦の仕方は自分で調べないとだめで、そこでつまづく人が多いんです。」
—村尾さん 「先日、シニアの女性の方がドローンが動かないといって持って来られましたが、単にアップデートしてないだけだったんです。ドローンのことなら、どんなことでも相談に乗ります。そしてトータルサポートを目指しています。」
—折戸さん 「私達は、ドローンの楽しさを知ってもらうのは、もちろんですが、ルールとマナーを知らない人にきちんと教える場として地元密着のドローンスクールを作りたかったんです。」
—村尾さん 「Drone Studio KITHもつくりました。KITHのKは城崎、Iは出石、Tは豊岡、竹野、Hは日高です。
豊岡はドローンを飛ばすにはにいい環境です。夢は、ドローンを軸に地域を活性化させることです。」
—笠原 「ドローンは、他にどんなことが出来るんですか?」
—村尾さん 「ドローンでレースなどもできます。神鍋高原にある開閉式屋根のある但馬ドームで、ドローンレース大会を誘致したいと思っています。」
—折戸さん「ドローンサッカーの大会も誘致したいですね!今、ドローンサッカーが熱いんです。
このドローンサッカーの試合も豊岡で開催したいですね。」
■ 進むデジタル化は何の為、誰の為にあるのか
—笠原 「ドローンサッカーについて詳しく教えて下さい。」
—折戸さん 「韓国発祥のメッシュボールの中にドローンを入れて5人対5人のチームに分かれて得点を競うスポーツです。」
性別も関係なし、運動神経も問われない、空中を縦横無尽にドローンボールを飛ばすバリアフリーなゲームスポーツ。
—笠原「バーチャルとリアルの両方を兼ね揃えているのがいいですね!」
—村尾さん 「僕たちのスクールは、ただドローンでいい映像を撮る事が目的ではありません。ドローンを通しての人材育成が目的です。この豊岡になにか面白いことを興したいと思っています。人の数だけアイデアがありますよ。」
折戸さんの点と村尾さんの点が結びつきドローンのホットスポットがうまれました。
その周りに人が集まり、お互いに結びつき、新しい絆が生まれる。
これが、折戸さん、村尾さんが目指す絆づくりです。
—笠原「何が起こるか非常に楽しみですね。人は本能で、生きたい、知りたい、仲間になりたい生き物です。
それがいわゆる、文化・科学・宗教ですね。」
—村尾さん 「人と人が結びつき、そこから何か新しいモノが生まれていきます。」
—笠原「ドローンは絆づくりのツールですね。」
—折戸さん 「そうなんです。夢が広がります。そして、実現していきます。」
今後、合同会社 点と線が地域でどのように活躍されるか非常に楽しみです!
有難うございました。
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以上
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