季節の過ぎ行くのは早いもので、もう師走になってしまいました。
私はもう五十八になりました。
人生の半ばはとっくに過ぎ去り、八十歳まであと1/4を残す歳となりました。
今回は私より一回り上ですが元気な先輩からお話をお伺いしました。
ガンピー・穀物倉庫の社長、田原 吉美さんに絆づくりについてお話をお伺いしました。
豊岡市日高町江原駅前にあります。
田原社長は三十年前に創業され、一代で築き上げられました。
元々、神鍋出身の田原さんはJAにお勤めでした。
人一倍仕事熱心で、上層部と絶えずぶつかっていました。
当時の状況をなんとか変えていきたいという思いが独立の道を選ばせました。
ここで大きく別れるんですよね、・・・安全・安定を一番に考えるか、リスクの上に成り立つやりがいを取るか。
田原さんはリスクを取られました。
決して楽な道のりではなかったと思います。
傍目には羨ましい様に映りますが、リスクを取ったゆえ、なかなか大変な様でした。
売上のピークは15年前、それからは拡大路線から縮小路線へ方向転換をし現在に至っています。
それに立ち向かうべく現在組織変革から取り組んで新たな世界に挑戦していると聞きました。
もう一度、会社を起こした原点に立ち返り再出発をしようと。
当時田原さんが作った『愛ある食卓文化を提案し地域社会に貢献する』という
コンセプトに基づき考え直したら「楽しく仕事をする」が出てきた。
如何に社員が喜んで働き、そしてお客さんも喜んで頂く、そんなことが出来るんだろうか?・・・
悩んだ末、7つのリーダー制組織が誕生しました。
・儲けて幸せにする課リーダー
・人を元気にする課リーダー
・お客様を増やす課リーダー
・設備を長持ちいつも綺麗にする課リーダー
・楽しい仕事をする課リーダー
・お客様をファンにさせる課リーダー
・但馬を元気にする課リーダー
そんな「楽しい」を真ん中に活動できるメンバーが集まり企画したイベントが10月27・28日のガンピーハロウインパーティーでした。
こんな楽しいワクワク感あふれるイベントを、スタッフのメンバー自らが面白がってやらかす・・・
お客様満足100%に向けた組織づくり。
決して無味乾燥な価格競争に巻き込まれずに、これからは社員と、お客さんと、仕入先さんが、渾然一体となって
「愛ある食卓文化」の提案による絆づくりを目指されていくことでしょう。
私共も目標にさせていただきたいです。
こんなお店や企業が増えることで地域は真に再生していくと信じています。
すごく期待し応援しています。