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【絆のカタチ】No. 20 拡運建設株式会社 岸野光生様

公開日:2013年06月17日 カテゴリー:ニューズレター, ブログ タグ:

拡運建設 岸野光生

 

はや、師走になってしまいました。

前回号から半年ぶりのお便りです。
早いですね〜!
時って本当に不思議なもんですね。
貯めることも叶わないし(笑)

今回は神鍋で建設会社を営んでおられる岸野光生さん、49歳の油の乗り切った経営者です。
きっかけは知人に紹介されて出会いました。
そこは岸野さんが建てられた展示ハウス兼別荘で、神鍋の別荘の森にあります。
ちょっと軽井沢の雰囲気の漂う閑静な地域です。そこで、岸野さんは『暮らしの学校』を開校しています。

元々彼は、24歳の頃、大手の前田建設の社員として100億円級の建造物を担当し、全国の巨大な建物に関わり
毎日がその仕事にどっぷりでした。
そんな時、正面衝突という大事故に遭遇してしまいました。
酔っぱらいの暴走車が突っ込んできて避けきれず巻き込まれてしまいました。

正直もうダメかと思ったそうです。
幸運にその後回復し仕事に戻ったのですが、毎週通勤の阪神高速の渋滞の中、
パンとコーヒーの朝食を食べながらフッと、なにか違うな!という思いがわきあがり退社を考えました。

この超大手企業に就職でき、将来を約束された人生を捨てるのか?と周囲からは止める声がかけられが
決心は固く振り切って辞めてしまいました。
そして、小さな木造住宅を得意とする建設会社を経験した後、
今の拡運建設の娘さんと結婚し後を継いで約20年経ち現在に至るということです。

 

ではなぜそんな美味しい職場を捨てて片田舎の小さな建設会社で
「暮らしの学校」なのか!
そこには人生を変えるストーリーがありました。

拡運建設 暮らしの学校

それは大学生の時、友人とオーストラリアにでかけた人生初めての海外旅行でした。

大した語学力もなく、安易な計画で到着した海外のシドニーのちでいきなり泊まるところを
探すはめになってしまいました。
夜更けの港町を何時間も荷物を引きずりながら歩いたそうです。

一ヶ月半の計画を変更したので、新たな行き先を模索し、
やむなくホームステイに決めたが、偶然にホースライディングを経験することになりました。

そこは世界中から馬に乗りに集まる有名なところでした。
最初はズブの素人が乗ると内股が擦れてズル向け、しかし、地獄の何日かが過ぎると天国の日々がやってきました。

オーストラリアの雄大な大自然の草原をカンガルーの群れと一緒に馬にまたがり疾走することが出来るまでになりました。
初めての心細い海外でサバイバルしながら過ごしたファームでの日々で今後の人生観に目覚めるためのスイッチが入ってしまった様です。

大企業をスピンアウトし心の赴くままに何が大切かを追い求め現在に至ったのだと思います。
豊かな暮らしのある生活を作った家で体現してほしい。

拡運建設 暮らしの学校

その一念が「暮らしの学校」を作り、トマトソースを作り、家の暮らし方、使い方を教えてくれる。
但馬ならではの豊かな暮らしとは!をテーマに掲げる岸野さんの今後の取り組みが楽しみです。
私はホンモノの幸せの暮らしのある家づくりは絆づくりだと感じました。
私はその価値観こそが我々がこれから先の未来に求めなくてはならないものだと直感しました。

 

拡運建設 暮らしの学校

これからも応援させていただきたいと思います。

 

笠原泰藏  



   


   


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