
研修中の職人から届く試作品。ブログを書く速度より、ニットが編み上がる速度のほうが速かった。
毎日のように、和歌山からチャットが「ポトン」と届く。
「お疲れ様です」
その一言のあとに、
ニット。
また、
ニット。
そして、
ニット。
こちらがブログを書いている間にも、次の試作品が届く。
もはやブログの執筆速度が、ホールガーメントの編機に完全に負けている。
ブログを書いている。
↓
職人から試作品が届く。
↓
記事を書き直す。
↓
また試作品が届く。
↓
写真を確認する。
「これは何日目の記事だ?」
となる。
完全に、情報の供給過多である。
和歌山といえば梅干し。
しかし今の絆工房にとって、和歌山から届くものといえば、
梅干し、もとい、ニット。
もはや「和歌山=ニット」という、独自の地理認識が脳内に形成。
「和歌山と言えばアドベンチャーワールドに南高梅よね〜」という
友達に、
「いやニットでしょ」
そして今日、届いたのがコレ。


帽子です!
デザインしてもらった分で糸も持ち込み糸で編んであります。
青い方は左がデータ修正前、右がデータ修正後です。
赤い方は左がデータ修正前、右がデータ修正後です。
違いは横長をきちんと修正した事です。
糸処理などはまた今週中に教えてもらうので糸処理前になります。
右が修正前。
左が修正後。
違いは、
デザインの横長をきちんと修正したこと。
つまり、
右のデザインが、
「ちょっと横に伸びすぎてません?」
となり、
データを修正。
そして、
左。
シュッ。
見比べると、確かに違う。
ほんの少しの違いが見える。
しかし、ものづくりでは、
その「ほんの少し」が、ものすごく大事だったりする。
小さな違いを見逃さなことが、結果的には
大きな信頼がブレないにつながっていく。
ものづくりは「一発で完璧」ではない。
「デザインを作りました」
↓
「編みました」
↓
「完成しました!」
……ではない。
「ものづくりは失敗から始まる。」
この考え方が結構好き。
最初から完璧なものができるなら、
世の中に「試作品」という言葉は存在しない。
試して、
失敗して、
修正して、
また試す。
その過程を何度も繰り返して、
少しずつ、
「これだ」
という形に近づいていく
その間には、
「もっとよくできる」
という、人間の欲がある。
私は、この「欲」は、
ものづくりには必要。
職人から、またしてもチャットがポトン。

復習も兼ねてもう一つのデザインのフレンジ無しマフラーを編んでみました!
これぞ職人魂。
教わったことをそのまま終わらせず、
「もう一回、自分でやってみる」
そして、
「別のデザインでも試してみる」
この繰り返しが、技術を自分のものにしていく。
どうやら和歌山での2週間、
研修を受けに行ったはずなのに、
本人の中ではすでに
「ニット自主制作合宿」
へと進化しているらしい。
そしてこちらは今日も、
ブログを書くスピード < 職人が編むスピード
という、なんとも贅沢な敗北をかみしめている。
ただ、こちらの敗北感なんて、ごまめの歯ぎしりレベル。
話しは変わって
島精機の最上階レストランでのランチメニューが好評だったため、
普段の社員メニューもたずねてみた。
すると送られてきたのがこちら↓

おはようございます。 社員食堂の1週間のメニュー表です!
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こ、こ、これは!!??
続きはこちら↓↓↓
