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【自分のしつらえで勝負するアメリカ西海岸の匂いのするカスタムカー制作会社】ナイスドリーム No.28 今井 慶様

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絆工房とナイスドリーム

但東町にあるカスタムカー制作会社 ナイスドリームに今回はお邪魔しました。

会社の敷地には、キャデラック、ベンツ、ワーゲンが所狭しと並んでいます。
もちろん日本車もありますが何だかアメリカの雰囲気がする会社。
社長の今井慶さんもアメリカンな雰囲気のする方です。

ー今井さん「アメリカという国が大好きなんです。それもアメリカ西海岸。アメリカの車も好きで、小さい時はプラモデルをよく作ってましたが、目立つ車が好きで、それがアメ車だったんです。」

鉄道車か自動車で分かれるも、男の子なら誰もが通るプラモデル作り。今井さんは自動車派。

最初のお給料で買ったのも300万円もするアメリカGMの屋台骨であるシボレー、カプリスワゴン。
低燃費、小回りの利く軽自動車が人気の現代において、それに真っ向から対峙する大排気量、ローライダーの大型ボディーな車。

■色んな世界を見てみたい!

絆工房とナイスドリーム

ー笠原 「この会社を立ち上げた理由を教えて下さい。」
 
ー今井さん「小さい頃から”早く独立したい”、 ”色んな世界を見てみたい”という思いが強かったのでこれまで色んな仕事に就きました。23才の時には、大阪枚方市でショットバーのお店を開業しました。大阪外大が近くにあったので、多くの留学生がお店に通ってくれました。」

そして、4年後の27才の時に、但東町でナイスドリームの前身であるインスピレーションを設立。
たった一人でアメリカまで車の買いつけにも行かれました。
「でも、いくら留学生を相手にしていたショットバーの経験があったとはいえ、やはり無謀でした(笑)。」

終始、静かに話しをする今井さんの行動力(大胆さ?)に驚きです。 

ー笠原 「ナイスドリームってどんな会社ですか?」

ー今井さん「お客様の個性を追求できる会社、一人一人の個性を車で表現できます。出回っている汎用品は使いたくありません。手間暇かけて一から創り上げたいです。」


内装の貼り替えや、ヘッドライト、テールライトのデザインまでもカスタマイズ。苦労もありました。

ー今井さん「以前は、何から何までお客様に合わそうとしていましたが、次第に何かちょっと違うな、と思うようになりました。こうした方がよりお客様の個性が出せる車が出来るという場合もありますからね。それに気付いてからは、自分の世界観をもっと出していこうと思いました。」

■自分の世界観で勝負を賭ける若きメカニック・ビルダー

絆工房とナイスドリーム

ー笠原 「具体的に何かされていることがあれば教えて下さい。」

ー今井「”自分のしつらえで勝負して、ナイスドリームの世界観をもっと広めたい”という思いが強くなって現在、会社のHPを含むプロモーションビデオを作っているところです!」


 今井さんのエネルギーの核は、なんといってもアメリカ西海岸の匂いがする雰囲気の中でオリジナルカスタムカーを作る会社であること。普通の車屋さんとは一線を画します。

そして、そのモデルロールとなっている会社が、同じく西海岸のカリフォルニアにあるWest Coast Customs (ウェストコーストカスタムズ)。
最初は、自宅のガレージからスタートし、今や世界的に有名になったカスタムカー制作会社です。

ー今井さん「彼らは、自分達のことをビルダーと呼んでいます。その点も共感できるところです。」

確かに、手間暇かけて一から創り上げて車をカスタマイズしていこうとする今井さんにとっては、ビルダーの方がしっくりくる呼び名です。

 最後に、事務所に流れている音楽は、2Pacというヒップホップ。
「2Pac (トゥパック)が大好きなんです。」

世界中のあらゆる人種から絶大な支持を受けているラッパーで、1991年デビューし、わずかその5年後、25才で銃弾で亡くなった伝説的ラッパー。
多くの名言も残し、今なおファンが増え続けています。
彼の残した数多くの名言の一つ
「生きているうちは、決して夢見ることを止めるな。誰もお前の夢を奪い去ることはできない。」

日本の但東町の静かな山あいの里にあるナイスドリームは、アメリカンドリームに向かって歩んでいこうとする要注目会社です。 

株式会社 ナイスドリーム 
〒668-0351 
兵庫県豊岡市但東町畑山971     
TEL 0796-20- 4049  
FAX 0796-20-3148

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