
先日から、なんだか気になっていた方もいるのではないだろうか。
ニット帽にもプリントされている。

マフラーにプリントされている。

そして今回のタペストリーにも、堂々と鎮座している。

そう。
なんだかアニマルっぽい、このデザイン。
「……これは一体、何の動物なんだ?」
と思われた方。
お待たせしました。
実は、
犬。
柴犬。8歳。オス。
犬をモデルとしたロゴデザイン
しかも、ただの犬ではない。
絆工房スタッフが愛してやまない、
柴犬・ROKU(ロク)、8歳、オス。
通称、ロクちゃん。
そう。
今回の「CHANROKU」は、
このロクちゃんから生まれた絆オリジナルチーム名。
「CHAN ROKU」誕生の秘話
実は
「世界に羽ばたく絆工房オリジナルチーム名を考えよう!」
と会議室で何時間も頭を抱えて生まれた名前ではない。
愛犬ロクちゃん。
↓
ロクちゃん
ロクちゃん
ロクちゃん
↓
……それを、ちょっとひっくり返して
ちゃんロク
CHANROKU!!!
サンプル用に即席で考えたチーム名
サクッとな
……こういうところが、実に絆工房らしい。
ところで、ロクちゃんとは何者なのか
ここで、ロゴのモデルとなったロクちゃんをご紹介。
性格がなかなか興味深い。
家族には塩対応。
ところが、
知らない人間は好き。
さらに、
犬が苦手。
……。
ご自身、犬ですよね?
きっと、8歳ともなれば、もう自分のスタイルが確立されているのだろう。
「誰にでも愛想を振りまくなんて、そんな安売りはしません」
という、柴犬界の矜持でもあるのかもしれない。
そして筆者、ロクちゃんに挑む
実は筆者も一度、ロクちゃんと対面したことがある。
犬好きとしては、当然ここで距離を縮めたい。
そこで、完全にムツゴロウさん方式の
「ろくちゃ〜ん!」
からの、
よーしよしよしよしよし……。
最初はロクちゃんも、
にっこにこ。
いける!
これは完全に心を許された、と。
調子に乗ってさらに
よーしよしよしよし。
よーしよしよしよし。
その瞬間――
「バウッ!!」
まさかの強制終了。
ロクちゃんからのメッセージは明快。
「そこまでで結構です」
今日の学びと気付き。
犬も人も、しつこいと嫌われる。
そんなロクちゃんが、和歌山でチーム名になった
そんなロクちゃんが、今や絆工房のニットロゴになっている。
しかも、ただのロゴデータではない。
和歌山の島精機の最先端ニットマシンで、
実際に編まれている。
マフラーにジャンプ、
ニット帽にジャンプ
そして今回、
タペストリーにシレッと入っている。
近く絆オリジナルチーム名として全国デビュー。
犬生、何が起こるかわからない。
そして、タペストリーをじっくり見る
今回のタペストリーは、赤×ネイビー、ネイビー×赤という、
かなり存在感のある配色。
ロゴの柴犬も、糸で表現されることで独特の表情を見せている。
さらに周囲には「CHANROKU」の文字。
マフラーや帽子とはまた違い、
「編む」という技術そのものを、空間に広げた作品
という印象。
ここが今回、ちょっと面白いところ。
ニットというと、
「セーター」
「マフラー」
「帽子」
といった、身につけるものを思い浮かべる。
ところが、機械とデザインを組み合わせれば、
チーム名を“編む”ことができる。
つまりニットは、単なる防寒具ではない。
デザインを表現するメディアにもなる。
……
しかし今回の原点をたどると、
「うちの犬、ロクちゃんです」
モノづくりは、こういうところが面白い
今回の研修で届いたものを振り返ってみる。
マフラー。
ニット帽。
そしてタペストリー。
一つひとつ、試して、修正して、また編む。
最初から完璧なものができるわけではない。
大きすぎたり。
デザインを修正したり。
糸処理がまだだったり。
つまり、
PDCAとトライ&エラーの現場そのもの。
「ものづくりは失敗から始まる」
というと、少々堅苦しい。
でも実際には、
「やってみたら、ちょっとデカかった」
↓
「修正しよう」
↓
「もう一回編もう」
↓
「今度はいい感じ」
そんな地道な積み重ねの先に、商品が生まれていく。
今回の研修は、その過程を(社食を)リアルタイムで見せてもらっているようで、
なかなか興味深い。
ロクちゃん、君は知らないだろう
和歌山では君の姿が、
ニットとして編まれている。
マフラーになり。
帽子になり。
タペストリーになった。
8歳にして、
会社のオリジナルチーム名になったことを。
しかも、本人はたぶん何も知らない。
きっと今朝も、
「散歩まだかな?」って
家の玄関扉を開くのを今か今かと待っているはず。
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