「絆は持ち込み可能。ただし、ホコリは持ち込み禁止」
絆工房は昇華プリントいわゆるデジタル印刷でスポーツユニフォームを作る会社。
昇華プリントで作られたユニフォームは、スポーツ業界も愛用しているプロ仕様の印刷技術。
この印刷技術の作業室を今回はご紹介。
温度、湿度、チリ・ホコリを厳しくコントロールしている絆工房のプレス室一挙公開します。
■昇華室ってどんなところ?
昇華室には大型昇華転写印刷機があります。
言わば、絆工房の大黒柱。
それをチームワークで操作し、ポリエステル生地に印刷していきます。
常に3,4人の体制で作業しますが、まずは印刷する生地のカッティングから始まります。
カッティング
最初にすることは、お客様の希望する生地のカッティングからはじまります。
絆工房は、原反から様々な生地を保有してます。原反1ロールは比較的重い!
男性スタッフによると体感で30キロ弱とのこと。力仕事です。
プレススタッフのユニフォームが白な訳
では早速プレス室に侵入!
プレス室に入る前に、外気とプレス室の温度差(気圧差)で生じるホコリの侵入を
可能な限り防ぐために、コントロール扉を設置。
さらに、プレス室入室は、必ず白い服を着用とのこと。
これは色ぼこり混入を防ぐ為。
昇華転写プレス室のスタッフは全て全身、白でコーディネート。(通称白装束)
夢は持ち込めても、ホコリは持ち込めません!転写紙のホコリも徹底除去
プレス室は基本白の世界。
スタッフも手袋やユニフォーム、シューズも白という徹底ぶりですが、
もちろん、目に見える色はもちろん人間の目に見えないホコリやチリも生地に残っていたらそれも一緒に印刷してしまう為、必ずプレスをかける前はエアーダスターで除去!
いよいよ200度で転写紙と生地を圧着
高温で約1分間プレス
真空圧着で生地の表面だけでなく、生地の繊維まで転写紙の色が染められます。
一度プレスされると、原液漂白剤をかけても色落ちされないのが昇華転写プリント。
次は、動画でプレス作業をご紹介します。
■動画で見るプレス作業
いかがでしたでしょうか。
昇華プリントは一度デジタルプリントされると、ずっとその色が残っていくため、
プレス室は常にダストコントロールに細心の注意を払います。
だからプロのアスリートも認める昇華転写プリント技術。
あなたのユニフォームに託す夢の色も色褪せることのないように絆工房はプレススタッフだけでなく
全スタッフこころを込めてユニフォームを制作していきます。
「こんな色で昇華プリント出来る?」
「こんな生地で昇華プリント出来る?」
最後にプレス室だけでなく、絆工房の全体の作業風景をご紹介。