フットサルはだれでも気軽に楽しめて、しかも奥深いスポーツであることからハマってしまう人が数多くいます。
しかし、そのポジション名やその役割について詳しく知っている人は多くないのではないでしょうか。
そこで今回は、フットサルにおけるポジション名やその役割をご紹介していきます。
フットサルについて知りたいという方や、これから始めてみたいという方はぜひ参考にしてみてください。
□ポジションについて
フットサルは5人対5人で試合を行います。
サッカーは11人対11人で交代人数に制限がありますが、フットサルの場合は際限なく交代ができます。
ゴールキーパーの役割を果たす「ゴレイロ」、守備的な「フィクソ」、中盤の「アラ」、攻撃の中心となる「ピヴォ」と呼ばれるポジションがあり、これらが綿密に連携することによって体系的に攻撃や守備を行います。
これらの名前はフットサルをやっていない方にはあまり馴染みが無い言葉ですが、語源はポルトガル語となっています。
*ゴレイロ
ゴレイロの最も重要な役割は自陣のゴールを死守することです。
ペナルティエリア内であれば5人の中で唯一手を使うことができる選手です。
このゴレイロはもちろんシュートを止めることが最も重要ですが、攻撃においても重要なカギを握っています。
正確なスローイングや、時には相手のエリア内に入り込むパワープレイを行い攻撃に参加するなど、様々な役割が求められます。
*フィクソ
フィクソの役割は守備の要かつ攻撃の起点です。
守備の際は指揮を取り、攻撃の芽を摘む高い守備力が必要とされます。
攻撃の際は後ろから前線にボールを配給し攻撃の起点となります。
視野が広くフィールドの状況が良く見えるため、チームメイトへの指示や声掛けなどの能力も求められます。
*アラ
アラはフィクソとピヴォの間に位置し、攻撃と守備においてどちらも積極的に絡み、コート内を走り回るポジションです。
ドリブルからのパスでピヴォにボールを供給したり、守備に奔走したりなど様々な役割が求められます。
*ピヴォ
ピヴォは最前線に位置し、ボール持ってシュートを狙う攻撃の要であるポジションです。
もちろん点を取る能力は求められますが、フットサルは攻撃と守備を全員で行うので前線から守備を行う必要もあります。
□まとめ
今回はフットサルのポジション名とその役割についてご紹介してきました。
フットサルをやる際は、ただゴールを目指すだけでなくポジションごとの役割を意識することによってより戦略的に楽しむことができます。
これからフットサルをしようと考えている方はぜひ参考にしてみてください。