冬はマラソンの季節でもあります。夏の炎天下で走るよりかは、たとえ寒くても走っていくなかで体温があがっていくマラソンは、やはり冬のスポーツであると言えます。
ところで、マラソンユニフォームを作る上でなにか規定やルールがあるのでしょうか?
せっかくオリジナルマラソンユニフォームを作っても、「そのマラソンユニフォームでは参加できません」って
言われたら悲しいもの。
今回は改めて、マラソンユニフォームの規定について調べてみたいと思います。
実際のマラソン大会服装等に関するルール
実際のマラソン大会のユニフォームに規定やルールがあるのか。
結論から言うと、一般参加者が着るマラソンユニフォームにはありません。
日本陸上競技連盟競技規則 第143条1には
「競技者は清潔で、不快に思われないようにデザインされ仕立てられた服装を着用しなければならない。
その布地は濡れても透き通らないものでなければならない。」と書かれています。
常識内で、見る人を不快にさせたりするようなメッセージ、デザインのものはだめ、
公的わいせつ罪になるような全裸に近いもの、極端に布地が少ないもの、等だめ、ということですね。
何のためにマラソン大会に参加するのか、
何のためにマラソンユニフォームを作るのか、
原点に立ち戻ると、自ずとそれほど奇抜なマラソンユニフォームは作る必要はないですね。
ちなみに、来月に行われる3月3日の東京マラソン大会。
東京マラソンにも 「競技中の服装などに関するガイドライン」というものがあります。
毎年ユニークなデザインのマラソンユニフォーム、コスチュームが人々の目を楽しませてくれます。
特に仮装を禁止してはいません。ここでも節度をもっての仮装を楽しみます。
絆工房には、ユニークなコスプレのマラソンユニフォームを作ってほしい、というお客様よりも
「走ることを楽しむ」「仲間と一緒にマラソン大会で絆を深めたい」というお客様からの
依頼が多いです。
そこで、オリジナルユニフォームを作る上での、
デザインに関する注意点をお伝えします。
さらに詳しく知りたい方はこちら
マラソンユニフォームの形状
デザインの著作権に関することにおいてはしっかりと把握しておきましょう。
次にマラソンユニフォームの形状ですが、長距離を長時間走るマラソンの場合は締め付けのすくない形状が好ましいです。
短距離の場合は、ピタッとしたフォームが人気ですが、長距離マラソンの場合大量の汗をかきます。
その時に素早く汗を吸水し発散できる機能性の高い形状のマラソンユニフォームがいいでしょう。
【マラソンユニフォーム お客様事例】
内脂肪がごっそり落ちそうな、絆工房定番デザイン、炎シリーズ。
黒と赤のコントラストがマラソンへの意気込みが伝わってくる男性チームです!
みんないい笑顔!
白のクローバーが爽やかなTシャツ。歯医者さんのクリーンなイメージがマラソンユニフォーム
によく現れています。
一見ブルーのマラソンユニフォームかと思いきや、斜めから入った緩やかなライン
のピンクとライトブルー、そこにさらに水玉が入り個性豊かなユニフォームが誕生しました。
男性も女性も着れるユニセックスなデザインに、職場の仲の良さが伝わってきます。
マラソンユニフォームのゼッケンや文字に関して
マラソンユニフォームに付けるゼッケン。
ゼッケンの大きさや文字は、参加する大会によって決められているので、それを利用します。
ゼッケンなどは、大会会場では、よく安全ピンが配られそれを使ってユニフォームに留めます。
でも、せっかく作ったオリジナルマラソンユニフォームに穴が開けるのは抵抗がありますよね。
最近は穴をあけずに、挟み込んで停めるゼッケン留め。ボタン式もあればマグネット式もあります。
マラソン大会の意外なルール!
知らないと失格になるかも?!
参加する前に意外なルールがあることもここでご紹介。
「ビデオ装置、レコーダー、ラジオ、CD、トランシーバーや携帯電話もしくは類似の機器を競技区域内で所持または使用すること。」と前述の日本陸上競技連盟競技規則の中の第144条3.(b)で記載されております。
陸連登録選手はもちろん禁止。
市民ランナーも禁止されていますが、暗黙の了解。
競技選手ほど厳しい失格処罰はされませんが、これも他のマラソンランナーの走りの妨げにならないようにしたいものです。携帯して、警告を受けた場合はすばやく謝罪、対応しましょう。
せっかくオリジナルユニフォームを作って参加したマラソン大会。気持ちよく最後まで完走してこその
参加です。
チームのみんなと楽しい思い出を作りたいものです。
その他、注意したいマラソンのルール
頑張っているランナーや、家族やチームの姿をみて、居ても立ってもいられず、近くまでいって一緒に走りたくなりますよね。
でもこれはランナーの助力とみなされ、せっかく応援するはずが、ランナーの失格対象になる行為です。
意外に知らないことですので、注意したい行為ですね。
走っている時は声でしっかりと応援し、ゴールしてから思いっきり労いましょう。
また、飲食は、定められた給水エリア、エイドエリアでのみ認められているのをご存知の方は少ないと思います。
自分で持参したエナジーバーやエナジードリンクをレース中に自由に食べたり飲んだりしてもいい雰囲気の
大会も多いと思いますが、基本的には定められたところで補給したいものですね。
いかがでしたでしょうか。
マラソンユニフォームに関しての規定はほぼないものの、参加する意識へのルールは意外と知らないものがあったりしまました。
絆工房では、様々なデザインをご提供しております。
オリジナルデザインを参考にして、色だけ変えたい、ここのラインをもっと太くして欲しいといったような
既にあるオリジナルデザインに少し変更・追加するといった感じのセミカスタマイズされる方が多くいらっしゃいます。
はじめからがっつりオリジナルマラソンユニフォームを作るというと敷居が高く、敬遠しがちですが、
すでに用意されている中から作っていくパターンが人気です。
ルールを守りながら、最後まで諦めることなく完走するマラソンユニフォーム
2019年も新しいデザインが誕生しております。
まずは、いろんなデザインや色をご覧になって見て下さい。
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