サッカーとフットサルはボールを蹴ってゴールに入れれば得点になるスポーツ。
では両者の違いって一体何でしょうか?
今回はフットサルとサッカーのルールの違いをわかりやすく解説いたします。
□フットサルとサッカーの違い
*人数
サッカーはゴールキーパーを入れて全員で11人です。
フットサルは5人です。
*ピッチ
まずピッチのサイズですが、サッカーは68メートル×105メートルの面積です。
フットサルは20メートル×40メートルです。
ゴールの大きさもサッカーの方が大きく2.44メートル×7.32メートル。
フットサルは2メートル×3メートルです。
つまりフットサルのゴールは横幅が小さいのが特徴でシュートが入りにくくなっています。
ピッチの材質も異なります。
サッカーは屋外で行われることが多く、グラウンドのような砂や芝生の上でプレーすることが多いです。
対してフットサルは屋内の人工的な材質の床でプレーすることが多いです。
*ポジション
ポジションの名前も違います。
サッカーではGK(ゴールキーパー),MF(ミッドフィルダー),FW(フォワード),DF(ディフェンダー)と分かれます。
フットサルはピヴォ、アラ、フィクソ、ゴレイロに分けれます。
簡単に言うと、ピヴォはFW、アラはMF、フィクソはDF、ゴレイロはGKに対応します。
*試合時間
サッカーは前半後半それぞれ45分。
フットサルは前半後半それぞれ20分です。
*ボールの大きさ
サッカーは5号球、フットサルは4号球のボールを使います。
フットサルの方が少し小さいボールを使用することになります。
*4秒ルール
フットサルには4秒ルールが存在します。
これはキックイン、フリーキック、コーナーキックなどを蹴る際、4秒以上経過してしまうと相手ボールになるルールです。
サッカーには4秒ルールはありません。
*交代
サッカーは1回の試合で3人まで交代可能です。
これに対してフットサルでは交代の自由度が高く最大7人で、交代回数は無制限です。
そのため、同じ選手が何回もピッチに立つということがあります。
*オフサイド
オフサイドはサッカーだけのルールで、フットサルにはありません。
*戦略の違い
サッカーはピッチが広くそれぞれの役割をしっかり果たして連携することが求められます。
フットサルはピッチが狭いので、誰もが得点を入れる可能性があります。
ですから、どんな状況でもゴールを決める柔軟性が必要になります。
□まとめ
主なルールの違いをご紹介しました。
似ているようで実は全然違うスポーツだと思いませんでしたか?
ここに挙げた違い以外にも細かな違いはたくさんあるので興味のある方は調べてみてはいかがでしょうか?