サッカー・ワールドカップ(W杯)の日本代表サッカー選手たちが着ていた「サムライブルー」。伝統色藍色を基調にした侍という名前の通りハンサムカラーといえるでしょう。サッカーユニフォームに限らず、スポーツユニフォームを選ぶ基準は2つ。デザインと色。この2つは絶対外せません。今回は、、絆工房の昇華プリントで作るサッカーユニフォームの色についてご紹介いたします。
|オリジナルサッカーユニフォームの色はどう決めるのか
世界の有名なサッカーユニフォームを見ると一口にサッカーユニフォームの色といっても、単色にするか、多色にするか、それともグラデーションにするのか迷ってしまいますね。そこでサッカーユニフォームの色を決める時の順番をご紹介したいと思います。
STEP 1メインカラーを決める
躍動感あふれる攻めの赤にするのか、それともサムライブルーのように精悍さとスピーディーさを表現した青にするのか、色のもつ系統のメインカラーを決めます。
サッカーチームのチームカラーが決まっていたらその色に決めてもいいと思います。
また、世界中には数多くのサッカーチームがありますし、お気に入りのサッカーチームがあったら、そのチームのユニフォームの色を参考にしてもいいでしょう。
STEP 2メインカラーを決める
御存知の方もおられると思いますが、サッカーユニフォームは単色のみで作ることはありません。
必ずサブカラーが必要です。メインカラーとの組み合わせを考えて、同系色で揃えるか、それとも反対色でメリハリをつけるか。是非オリジナリティーあるカラーコンビネーションをチームの皆さんで考えてみて下さい。
各色系統ユニフォームの特徴・イメージ
ここからは、ユニフォームでよく使われている人気のある色系統に基づいてユニフォームの特徴やイメージを具体的にご紹介したいと思います。
情熱の赤
とにかく強さと情熱を表現するならこの色。
英国のマンチェスターユナイテッドFCのチームカラーである赤。
昇華プリントで作るとさらに光沢感がありハイクオリティーの赤のサッカーユニフォームを作ることができます。
元気カラー
若さと明るさを表現する黄色。香川選手の活躍しているドイツのボルシア・ドルトムントのユニフォームのカラーもこの色です。若さに牽引する自由あふれたチームを表現するに黄色はふさわしい色ですね。
安定感のある緑
落ち着いた深いグリーンは見る人すべてに安定感を与えます。またフィールドと同じカラーは
自然と調和した緑は、チームの一体感も。同じくヴェルダー・ブレーメン。日本代表FW大迫勇也の所属するチーム。また絆工房のスポンサーになっている大阪のフットサルチームもこのカラーをチョイス。深みのあるグリーンは昇華プリントユニフォームならでは。
誇り高き白
正義と誇りを表現できる白。各国のサッカーチームに人気です。
どんなサブカラーでも合わせやすく、しかも、そのサブカラーを引き立ててくれる色。
爽やかさと清潔感があふれます。
ホームアンドアウェーの色やデザイン
サッカーをしている人は周知の事実ですが、オフィシャルな試合ではユニフォームの色やデザインは2種類用意する必要があります。
オリジナルユニフォームをご注文される場合に「ホームは赤で、アウェイは白でお願いします。」っていう感じで、ホームとアウェイという言葉がよく出てきます。
これからオリジナルユニフォームを製作される方、
サッカークラブに加入されて公式試合に出られる方向けに改めて少しだけホームとアウェイのご説明します。
ホーム(ファーストユニフォームとも)は、自分たちの本拠地で試合する時のサッカーユニフォーム。
アウェイ(セカンドユニフォーム)は、相手の本拠地で試合をする時に着るサッカーユニフォーム。
2種類用意するのは、色がかぶらないようにするため、です。
色がかぶると審判の判断がつきにくいですし、審判だけでなく、観戦している側も色が同じだとわかりにくいものです。
絆工房では、現在およそ12色9デザインをホームページで展開中です。被らない色とデザイン揃ってます。
GKのユニフォームの色はどうやって決めるのか
11人の選手の中で唯一スローイン以外の場合でもペナルティーエリア内であれば、手でボールを扱えることが出来るのがGKゴールキーパー。(*wikipedia引用)
もしGKを含むチームメンバーが全員同じユニフォームで揃えてしまうと、審判は誰が手で触れることができるGKか見分けがつかなくなります。
ですから、ホームユニフォームとアウェイユニフォームはそれぞれ違ったユニフォームカラーにするのと同じようにGKもまた違った色にする必要があります。
サッカーユニフォームの色やデザインに関する決まりごと
(規定)
日本代表だけでなく、海外チームのサッカー、フットサルのユニフォームのかっこいいデザインやカラーを見ていると、サッカーフットサルファンならずとも「僕たちのチームもあんなかっこいいデザインのユニフォームを作ってプレーしてみたいな」と思わずにはいられません。「でも、好きなところにチームロゴや背番号を入れてもいいのかな?」と疑問が湧いてきます。今回は、サッカー・フットサルユニフォームを作成する上で、公益財団法人日本サッカー協会が定めるユニフォームに関する事項(一部抜粋)をご紹介します。
本規程は、定款第50条に基づき、公益財団法人日本サッカー協会(以下「本協会」という)の加盟チ ーム(以下「チーム」という)のユニフォームに関する事項について定める。
第2条〔ユニフォーム〕
1.本規程においてユニフォームとは、シャツ、ショーツ及びソックスの3点を総称したものをいう。ただし、 本規程第5条及び第9条においては上記に加えてGKキャップ、GKグローブ及びキャプテンアームバンドを含むものとする。
2.前項に定めた以外のものについては、それぞれの競技規則及び大会要項によるものとする。
第3条〔着用義務〕
チームは、公式競技会の試合においては、当該公式競技会に登録したユニフォームを着用しなければならない。
第4条〔ユニフォームの色彩〕
1.ユニフォームのうちシャツの色彩は、審判員が通常着用する黒色と明確に判別し得るものでなければならない。
2.シャツの前面と背面の主たる色彩は同じでなければならない。ショーツ及びソックスの前面と背面の色彩は同じでなければならない。
3.チームは、公式競技会の試合会場に正・副2組のユニフォームを持参しなければならない。
4.主審は、対戦するチームのユニフォームの色彩が類似しており判別しがたいと判断したときは、両チームの立ち会いのもとに、その試合において着用するユニフォームを決定する。
5.前項の場合、主審は、両チームの各2組のユニフォームのうちから、シャツ、ショーツ及びソックスのそれぞれについて、判別しやすい組み合わせを決定することができる。
第5条〔ユニフォームへの表示〕
ユニフォームに表示できるものは、チーム識別標章(チーム名、チームエンブレムもしくはその両方)、 選手番号、ホームタウン名又は活動地域名、選手名、広告及び製造メーカー識別標章(製造メーカー名もしくは製造メーカーロゴマーク)とする。
シャツには、チーム識別標章を必ず表示しなければならない。シャツ以外へのチーム識別標章の表示は任意とする。 チーム識別標章を付する場所及びサイズは、次のとおりとする。
ア.場所、サイズ
場 所:前面
サイズ:300cm²以下
場 所:胸
サイズ: 100cm²以下
チーム名とチームエンブレムは併置することができる。
ア.場所、サイズ
サイズ:12 cm²(縦2cm) 以下
(イ)チームエンブレムを表示する場合
場 所:左右どちらかの前面に一ヶ所
サイズ: 50cm²以下
チーム名とチームエンブレムは併置することができる。ただし、ショーツの左右どちらか同じ側に表示するものとする。
ア.場所、サイズ
場 所:左右に一ヶ所ずつ
サイズ:12 cm²(縦2cm) 以下 (イ)チームエンブレムを表示する場合
サイズ: 50cm²以下
イ.併置 チーム名とチームエンブレムは併置することができない。
② シャツ背面(必須) 場 所:中央 サイズ:縦25cm-35cm
③シ ョ ー ツ( 任 意 )
場 所:前面の左右どちらかに一ヶ所 サイズ:縦10cm-15cm
番号は整数の1から99を使用するものとし、0は認められない。登録選手が100名以上の場合は100以 上の番号の使用が認められるものとする。ただし、公式競技会に登録する際の選手番号については、当該競技会規程に定めるところに従うものとする。第4種のチームや身長150cm以下の選手等が着用す る小さいユニフォームの場合は、サイズを適宜縮小することができる。
(3)ホームタウン名又は活動地域名 ホームタウン名又は活動地域名の表示は任意とする。ホームタウン名又は活動地域名を付する場合 の場所及びサイズは、次のとおりとする。
① シャツ
場 所:袖のどちらか一方又はシャツに表示したチーム識別標章の周辺 サイズ:50cm²以下
(4)選手名 選手名の表示は任意とする。選手名を付する場合の場所及びサイズは、次のとおりとする。
① シャツ
場 所:背面の選手番号の上(当該箇所に広告掲示がある場合は、選手番号の下) サイズ:縦7.5cm以下
(5)広告 広告を掲示する場合は、本規程第6条から第8条による。
(6)製造メーカー識別標章 製造メーカー識別標章の表示は任意とする。製造メーカー識別標章を付する場合の場所及びサイズ は、次のとおりとする。
① シャツ
ア.前面
表示できるもの:製造メーカー名又は製造メーカーロゴマーク(以下「ロゴマーク」という)
場 所:胸に一ヶ所
サイズ:20cm²以下
イ.その他
表示できるもの:ロゴマーク
場 所:両肩又は両脇又は両袖口のいずれかに一ヶ所
サイズ:幅8cm以下
形 状:以下のいずれか
(ア)単独のロゴマークを一ヶ所のみ配置
(イ)
I.同一のロゴマークを連続的に配置(各ロゴマーク間の距離は最大2cmとする)
II.帯状のロゴマーク
② ショーツ
ア.前面又は背面
表示できるもの:製造メーカー名又はロゴマーク
場 所:左右いずれかに一ヶ所
サイズ:20cm²以下
場 所:両腰脇又は両裾いずれかに一ヶ所 サイズ:幅8cm以下
形 状:以下のいずれか
(イ)
I.同一のロゴマークを連続的に配置(各ロゴマーク間の距離は最大2cmとする)
II.帯状のロゴマーク
ア.任意の場所
表示できるもの:製造メーカー名又はロゴマーク
場 所:(a)左右一ヶ所ずつ、又は(b)左右二ヶ所ずつ
サイズ:(a)各20cm²以下、(b)各10cm²以下
表示できるもの:ロゴマーク
サイズ:幅5cm以下
形 状:以下のいずれか
(イ)I.同一のロゴマークを連続的に配置(各ロゴマーク間の距離は最大2cmとする)
II.帯状のロゴマーク (7)その他
本条1項の規定にかかわらず、本協会又は公式競技会主催者が指定した場合、大会マーク及びキャンペーンマーク等を表示することができる。
当該大会マーク及びキャンペーンマーク等を表示する場合の場所及びサイズは、次のとおりとする。
シャツ
場 所:任意
サイズ:50cm²以下
② チームエンブレムを選手番号(シャツ背面)の中に含める場合 本条(1)1に加え、チームエンブレム(サイズ5cm²以下)をシャツ背中の選手番号中に表示することができるものとする。 ただし、製造メーカー識別標章を含むその他の模様や文字等を表示することはできない。
④ 各国代表チーム及びプロクラブチーム等のレプリカの着用の禁止 チームは、各国代表チーム及びプロクラブチーム等のレプリカを着用して公式競技会に出場する ことはできない。
第6条〔広告の掲示(1)-承認の手続き〕
1.ユニフォームに広告を掲示することを希望するチームは、当該チームが所属する都道府県サッカー協会に申請し、当該都道府県サッカー協会及び本協会の承認を得なければならない。
2.前項の申請は、本協会所定の申請書に、スポンサーの名称、業種及び広告の内容、当該広告の体裁、 デザイン、色彩等の必要事項を記入の上、申請料を添えて当該チームが所属する都道府県サッカー協会に提出しなければならない。
3.前二項に基づき承認されたユニフォームの広告は、本協会の承認の日から当該登録年度の終了日まで有効とする。
前条に基づく広告の様式は、次の条件によるものとする。
(1)広告は、極端にユニフォームから突出してはならず、危険性のない適切な素材でなければならない。
(2)広告の掲示は一ヶ所につき、一社のみとする。
(3)広告を掲示できる場所及びサイズは次のとおりとする。
① シャツ前面:選手番号の上部又は下部に300cm²以下
② シャツ背面:選手番号の上部又は下部に200cm²以下
③ シャツ背面裾:裾に150cm²以下
④ シャツ左袖:50cm²以下
⑤ ショーツ前面左:80cm²以下
第8条〔広告の掲示(3)-制限及び停止〕
1.本協会又は公式競技会主催者は、競技規則及び大会要項等により、チームの広告掲示を制限することができる。
2.掲示される広告は公序良俗に反するものであってはならない。
3.掲示された広告が不適当であると本協会又は公式競技会主催者が判断した場合には、チームに対し広告掲示を停止させることができる。
4.第6条に基づき承認された広告に対し、大会要項等により別途広告掲出料の支払いが発生した場合には、チームは当該公式競技会主催者の指示に従うものとする。
第9条〔表示の禁止〕
ユニフォームには、政治的、宗教的又は個人的なスローガン、メッセージ又はイメージを表示してはならない。
第10条〔適用除外〕
日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)、日本女子サッカーリーグ(なでしこリーグ)、および日本フットサルリーグ(Fリーグ)のユニフォームについては、本規程を適用しない。
第11条〔その他〕
本規程に定めがない事項については、競技規則又は大会要項によるものとする。競技規則又は大会要項にも定めがない事項については、本協会又は公式競技会主催者の判断に従うものとする。
第12条〔改 正〕
本規程の改正は、理事会の決議に基づきこれを行う。
第13条〔施 行〕 本規程は、2012年4月1日から施行する。
2012年 4月12日
2013年 2月 7日 2013年12月19日(2014年4月1日施行)
2015年 7月16日(2016年4月1日施行) 2016年11月10日(2017年2月1日施行)
2017年 4月13日 図1<チーム識別標章(チーム名/エンブレム)及び選手番号のサイズ>
長文の規定を記載させていただきましたが、それでもオリジナルサッカーユニフォームを初めて作るチームの方は不安があると思います。
でもご安心下さい。絆工房では、現役社会人フットサルプレーヤーのスタッフが大阪営業所におります。
一言で言うと、「サッカーフットサルユニフォーム製作のプロ」とも言えるスタッフ。
規定に沿ったオリジナルユニフォーム製作のお手伝いをさせていただきます。
流行のデザイン、チームカラーにあった色をアドバイスさせていただきます。
また、絆工房のサッカーオリジナルユニフォームは、昇華プリント転写で作成します。
何万色のカラーからチームの想いの色を忠実に再現させていただきます。
青一つとっても様々な濃淡がある青。ユニフォーム1枚の中の色をデータ及び目視でチェックしていきます。
いかがでしたか?
サッカーユニフォームの色は、チームの顔と想いを表現する大事な要素。
是非、絆工房の技術とアドバイスをフル活用して、他チームから頭1つ抜きん出るサッカーユニフォーム
を作って下さいね。