BLOG

【昇華プリント】いまさら聞けない昇華プリント?、、一体、昇華プリントって何?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

いまさら聞けない昇華プリント?、、一体、昇華プリントって何?


絆工房に入社するまで「昇華プリント」という言葉をほとんど聞いたことがありませんでした。

普段の生活では、「消化」という言葉はよく聞きますが、

「昇華」はあまり馴染みのない言葉。

学校の理科の授業で、「固体から気体になるのが昇華!」というのを聞いたことがあるくらい。

それにプリントがついた「昇華プリント」って? 昇華印刷って?

今日は昇華プリントについてあらためて勉強しながらご紹介したいと思います。

そもそも、従来のプリントと昇華プリントの違いは何でしょうか?

それは、、、

従来のプリント = 色を塗る
昇華プリント = 生地を染める

絵にするとこんな感じ↓

従来のプリントは生地の上にON.

逆に、昇華プリントはプリントとは言うものの繊維の中にIN。

インクが入り込み生地を染めています。

つまり、生地自体、繊維自体が染まっている、ということです。

この「染める」ことによって様々なメリットが生まれます。

メリットその1  通気性が良い

普通、生地の上にインクをベッタリ塗ってしまうと

生地の目をふさいでしまい通気性が悪くなりますが、昇華プリントは生地自体を染めているので

通気性を保ったまま色をつけることができます。

だから、汗をかくスポーツユニフォームやTシャツにピッタリのプリント技術。

メリットその2  グラデーションや全面プリントが可能

オリジナルユニフォームやオリジナルTシャツと聞くと、

胸の部分や背中の一部だけプリントできるというイメージがありますが、

昇華プリント技術を使用するとユニフォーム全体をデザインしたり、

グラデーションを表現することが可能。

このメリットを活かすとこのような爽やかなグラデーションができます。

メリットその3  肌触りが良い

生地にインクをのせる・塗る方法でプリントすると、

どうしても塗料の分だけ凹凸ができてしまい肌触りが良いとは言えません。

また、凹凸の部分から少しずつ塗料が剥がれてしまう場合もあります。

一方、昇華プリントの場合は

生地の繊維に入り込み生地を「染める」ので生地表面に凹凸はできません。

そして、プリント部分が剥がれたりすることもありません。

だから安心して洗濯していただけます。

次に、デメリットもご紹介(ちょこっとだけ)

デメリット

基本的に昇華プリントはポリエステル以外の生地は苦手。

綿やその他の生地は昇華プリントには向きませんので、綿やその他で印刷したい場合は、

シルクプリントをお勧めします。

簡単ですが、昇華プリントがなぜユニフォームに向いているのかお分かりいただけたでしょうか?

何が言いたかったのかと言えば、

昇華プリントを使えばかっこいいオリジナルユニフォームやオリジナルTシャツが

作れるということ、でした♪

もっと勉強したい人はこちらをクリック♪ ↓

  • このエントリーをはてなブックマークに追加