ファッションの天敵 毛玉 きれいな取り方ってあるの?
お気に入りの服に毛玉がついていると嫌ですね。
毛玉が1つや2つぐらいだったり、部屋着であればそれほど気にはなりませんが、
自分のお気に入りのおしゃれ着に、気づけば細かい毛玉が沢山発生していたりすると
「結構高かったのに、、、」「数回しか洗濯していないのに、、、」と
毛玉に対して歯ぎしり。
❏ 天然繊維、化学繊維、どちらが毛玉ができやすい?
天然繊維でも化学繊維でも、どちらも毛玉はできます。
天然繊維では、ウール、カシミア、アンゴラといったものが毛玉ができやすいですし、
化学繊維では、アクリル、ポリエステル、レーヨンができやすい、と言われています。
特に、ポリエステル60%、レーヨン40%といったものは、
最強の毛玉発生混紡品。
では、天然、化学どちらの毛玉が厄介なのか?
繊維業界で長く働いていた社内スタッフの一人に尋ねてみました。
天然モノは繊維がソフト、よって毛玉もソフト。
自然に擦り切れて落ちるか、落ちなくてもぶら下がっている状態が多いので
比較的簡単に落ちてくれます。
一方、人工的に強度の強い化学繊維、合成繊維のポリエステル。
生地も強いが、毛玉も強い。
強く切れにくいため、毛玉も脱落しにくく、しっかりと生地に残っていることが多いです。
よって取りにくい毛玉は、化学繊維の毛玉ということになります。
❏ 毛玉の取り方
(東京クリーニング生活衛生同業組合サイト引用)
昇華プリントで作る絆工房のポリエステルTシャツの毛玉も無理にひっぱるのは厳禁。
穴が空いてしまって、さらに風通しのいいTシャツになってしまいます。
毛玉が出来たら、ハサミで優しくカット、もしくは、ポリエステルの場合は、
台所用スポンジ(片面が柔らかいスポンジで片面がゴワゴワした固い)
の固い方でやさしく一方方向で撫でるようにすると取れます。
また(T字型の)カミソリでも毛玉を取れることができるということです。
是非お試しあれ♪
(株)絆工房
広報 / 田中