汗対策には、綿?ポリエステル?どっちがいいの?
日本は湿度が高い国なので「暑い」というより「蒸し暑い」。
通気性のいいTシャツといえば、綿、ポリエステル、麻の生地を思い浮かべます。
この中でどれが一番汗の吸水性がいいのでしょうか?
❏ 嫌な汗ジミ
綿Tシャツは、汗を吸収してくれて吸水性はいいのですが、
綿の欠点は吸水性はあっても速乾性に弱いということ。
電車で、つり革を持とうと思っても脇の汗染みが気になって持てなかったり、
あるいは、バンザイ〜としようと思っても手をあげられなかったり、、。
生地の色が白以外だととりわけくっきりはっきり汗マーク。
麻もシャリ感があっていいですが、シワになりやすい。
水にぬれるとさらにシワシワ。
カビにも弱いです。
シャリ感があるというのは、反面、繊維が固いということになり、
肌が弱い人にはチクチク感があるので、直接着るには抵抗がある生地です。
となると、やはり暑い日にするスポーツ時、または、
冬場でも沢山の汗をかくようなスポーツをする時に快適なTシャツとなると
速乾・通気性に優れたポリエステルの生地に軍配が上がります。
❏ えっ、ポリエステルって通気性がよかったっけ?
ポリエステルは、天然繊維の綿と違って石油で作られた化学合成繊維。
確かに昔のポリエステルは、ビニールのような肌触りで表面が濡れにくく、
汗をかくと、べったりと体にまとわりつく不快感MAXの生地でした。
しかし、今のポリエステルは、技術進歩によって格段に改良加工され、
天然繊維の綿よりもポリエステルの方が速乾性に優れるようになりました。
(と、日テレ「世界一受けたい授業」でも言ってました。)
オリジナルチームTシャツを取り扱っている絆工房も
この速乾性と通気性に優れたポリエステルで昇華プリントTシャツを
豊富に作成しています。
特に、スポーツをされているお客様にはご好評をいただいております。
次回は、ポリエステルの歴史についてご紹介します。