未来型プリント技術 〜昇華プリント〜
”昇華プリント”っていう言葉は
あまり馴染みのない言葉。
知っている人は知っている、
でも知らない人は知らない用語、昇華プリント。
印刷業界の専門用語である昇華プリント。
しかし、数年前から徐々にスポーツ界が昇華プリントで新しいユニフォームを発表するニュースを
聞くと、そのニュースの中に「昇華プリント」という言葉を耳にするようになってきました。
2009年は、WBC日本代表のユニフォームに昇華プリントが使用されました。
また、2011年ヤクルトスワローズも昇華プリントでユニフォームを作成、
スポーツメーカーMIZUNOも、侍JAPANのユニフォームを昇華プリントで作ったりしました。
「昇華プリントで作った野球ユニフォームってどうなの?いいの?」
「従来の刺繍のような風合いは損なわれるんじゃないの?」
昇華プリント印刷というのは、インクを200℃くらいの高温で気化します。
この気化=昇華というわけです。
昇華されたインクを直接生地の繊維に浸透させる印刷技術。
しかも、熱をかける時に真空にして転写するので、繊維の奥の奥までインクを
浸透させることができます。
昇華プリントってどうやって作られるの? 動画
おわかりになったように、昇華プリントでつくった生地は、刺繍のような凹凸がなく
手触りがとてもスムーズ。
刺繍のようなほつれがありません。
そして何よりも軽く、一体感があります。
こういった軽い、動きやすいメリットが人気をよび、
プロ野球だけでなく、学生野球や、草野球ユニフォームにも昇華プリントに移行している
傾向にあります。
時代は、昇華プリントの時代。
今後も人気が高まりつつある印刷技術です。
昇華プリントでは、生地そのものを染め上げるので色落ちは皆無。
左と右の昇華プリントTシャツ
左が新品の昇華プリントTシャツ
右が300回洗濯した昇華プリントTシャツ
全く色落ちがありません!
せっかく作った昇華プリントTシャツが、ほつれたり、色落ちしたらもったいないですし、
がっくりきますよね。
作った人よりも「長生き出来るTシャツ」が昇華プリントTシャツです。
色落ちがしない、という他にも昇華プリントの長所は、
何といってもデザインの自由度さ無限大。グラデーションも可能。
鮮やかなグラデーション
もできる昇華プリント
ユニフォーム
仲間と一緒に自分たちだけのかっこいいオリジナル昇華プリントユニフォームで
攻めのユニフォームか、守りのユニフォームか。
勝敗を決めるのは、あなたとあなたのチームの絆です!