■「これ、うちで作ったTシャツじゃない?」
1)村名はなくなっても地区名は今なお息づいていく照来。
皆さんは照来村ってご存知でしょうか? 照来村と書いて「てらぎむら」。兵庫県美方郡にあった村。
「あった」そう、1954年に温泉町が発足したことを機に『照来村』という村名は廃止になりました。
ただし、「照来」の名は、 今もなお照来小学校、照来郵便局といった形で人々の生活に浸透しています。
そんな照来を含めて地元である新温泉町をこよなく愛する人がここ但馬におられます。
その想いは、2019年2月10日放送ナニコレ珍百景に投稿されて新温泉町に住む人を紹介するほど熱いものです。
投稿者が登場した瞬間、番組を見ていた絆工房のスタッフが彼の着ているTシャツに釘付け。
「これ、うちで作ったTシャツじゃない?」
黒のTシャツにたった2文字、大きく
照来
とてもシンプルなTシャツ。 でも、何かを主張しているようにも感じるTシャツ。。。。
どうしてこの投稿者は、廃村名をプリントしたTシャツを着ているのか。
そこには何らかの意図が隠されているのか。
放送後、担当した営業スタッフを通して早速取材を申し込むと快くOK。
ということで、
今回紹介するのは、投稿者である青年の谷口和磨さん(26)。
■ 絆工房と半端ない地元愛の青年の関係
絆工房はオリジナルTシャツプリント業の会社。
オリジナルデザインやロゴはもちろん社名をプリントしたTシャツ、ユニフォームを生地から制作→印刷→縫製と一貫生産体制 をとっております。(絆工房って?)。
仕事帰りに会社に来ていただきお話を聞きました。
当日、会社に入ってこられた谷口。挨拶より先に目に飛び込んできたのは
但馬大好き
のTシャツの文字。
これもまた、地元名が大胆に入ったTシャツ
それがこちら↓
どんだけ地元但馬が好きなの、この人。。。
興味津々で取材しました!
ー絆工房 「絆工房を知ったきっかけを教えて下さい。」
ー谷口さん 「絆工房さんの野立て看板を見たのがきっかけです。照来は、過疎化が進み、今では若い人はほとんどいません。自分の生まれ育った土地を何とかしたいと思ってオリジナルTシャツを作ってみようと思いました。」
ー絆工房「それで、ナニコレ珍百景にも地元を紹介されたのでしょうか?」
ー谷口さん「そうですね。」
柔らかい口調の、どちらかというとシャイな感じの若者の谷口さん。
全国放送のテレビ番組に投稿するほどの原動力は一体なんなのか。直球で尋ねてみて返ってきた答えは・・・
「生まれ育った但馬が好きだから」
ここまで強い地元愛の若者が語る但馬とは一体どんなところなのか、気になる方もいらっしゃると思うので、
ここで少しだけ但馬についてご紹介したいと思います。
但馬は、3市2町で構成されています。
小説「城の崎にて」を書いた志賀直哉をはじめとして多くの文人達に愛された城崎温泉のある豊岡市、
出雲大社の60年ぶりの大改修の際に妙見杉を寄進し、そのお礼に贈られた三重塔がある養父市、
日本一、もしかして世界一、日が差し込まない洞窟で活動している超スーパー地下アイドルGINZANBOYS銀山ボーイズ(←マネキンなのに歌まで出している)がいる朝来市。今彼らの活動が日の目を浴びています。
そして、地面があれば天がある。天空の城として脚光を浴びている竹田城も朝来市にはあります。
さらに、ジブリの世界に出てきそうな空の駅と言われる余部鉄橋のある香美町、
最後に、谷口さん出身の新温泉町。豪雪地帯に雪をも溶かす熱い想いで地元PR活動されておられます。
このように、非常に個性豊かで味わい深いの地方、それが但馬です。
谷口さんは、この魅力あふれる但馬と想いを何とか表現する手段はないかと考えます。
そして、なんとたった一人でスポークスマン活動を開始します。
なぜなら、
「照来をひっくるめたこの地元但馬が大好きだから」
ー絆工房 「誰かと一緒になって活動しているのですか?」
ー谷口さん 「いえ、一人で活動しています。」
ー絆工房 「それは何故ですか?」
ー谷口さん 「僕はどうしても人に合わせてしまう方なので、そうなると自分の伝えたい想いが十分に伝えきれない場合も出てくるのではないかと思って一人で活動しています。」
ー絆工房 「たった一人で?」
ー谷口さん 「たった一人で。」
自分軸で想いを伝えるツールとして、オリジナルTシャツを手がける絆工房の扉を開けたとのことです。
■たった一人でもここまで出来る!オリジナルTシャツの活用法
谷口さんは自分の想いを様々な手段でPRしております。(たった一人で)
地元愛があふれるTシャツをそれではご紹介します。
まずは、スタンダードに地元愛をTシャツの大きくプリント。
男性的なフォントの『但馬』 骨太で威勢のいい、まさに日本海に面した但馬を表現しています。
黒のTシャツに白文字のコントラストもしぶい。
谷口さんは、全てのTシャツの前と後ろに地名をプリント。前からも後ろからもどこからでも
『大好き但馬』を知ってもらいたいという想いが伝わってきますね。
最初の黒と白の『但馬』Tシャツとは対象的に、こちらのTシャツは明るく爽やかな雰囲気のオリジナルプリントTシャツ。
ポップな感じの文字の書体もライトブルーのTシャツによく合っていますね。
そして谷口さんの地元PRは、オリジナルTシャツだけにとどまりません。
なんと地元愛がすごすぎてかばんも作っちゃいました♪
こちらのデザインは実は新温泉町がデザインしたもの。デザイン使用を市役所とかけあって(たった一人で)許可をもらいそのデザインを持って絆工房の扉をあけました。
こちらも美方郡新温泉町は市役所、そしてゆるキャラデータは商工会とかけあってゲットしたそうです。長袖黒Tシャツにプリント。
ちなみに、湯〜たんは、湯村温泉の「荒湯」から生まれたそうです。夜な夜な寝ている人の布団の中に「湯たんぽ」をしのばせてくれるという優しいゆるキャラ湯〜たん。あなたが湯村温泉を浸かった後でも足が温かいのはきっと湯〜たんの仕業かも♪
いかがでしょうか。皆さんもここで改めてお気づきのことと思います。
どんだけ地元但馬が好きなの、この青年。。。
取材時にはナニコレ珍百景で着ておられたTシャツも持っていただきました。帽子もサクっと作ってPR中
今回の取材でここまでたった一人でオリジナルTシャツを作る人にお会いしたことはありませんでした。
「照来をひっくるめたこの地元但馬が大好きだから」
この強い原動力がオリジナルTシャツを作るきっかけとなり(しつこいようですが、たった一人で活動されておられます。)行政とかけあい、データをもらい、絆工房の扉を開けた谷口さん。
だって
但馬大好きだから
お客様の想いを伝えるお手伝いをする絆工房の私達も考えさせられる取材となりました。
そして、絆工房では、谷口さんのような熱い想いの若者をTシャツ、かばん、帽子、幟、あらゆるツールを活用して応援していく会社。
「Tシャツの色は何色にするか?どんなTシャツの種類があるの?」
「半袖にするか、長袖にするか?」
「デザインや文字の色は何色にするか?」
「Tシャツだけでなく、ユニフォームも作れるの?」
「今年子供会の地区の幹事を頼まれたけど何を用意したらいいのか分からない」
気になる方、暖かくなったら参加予定のマラソン大会でオリジナルなデザインのTシャツやユニフォームを
作りたいと思ってらっしゃる方、ぜひお問い合わせ下さい。
谷口さんのオリジナルTシャツと同じく全力で応援させていただきたいと思っています。
谷口さんのように一人で作られる方も、私達絆工房が全面バックアップさせていただきます。
ある意味一人じゃない。
もちろん、チームでオリジナルTシャツやオリジナルユニフォームを作られる方、幹事さんの方、デザインのプロ、ユニフォームデザインのプロ、縫製のプロがバックアップ。
こだわる人、想いが強い人こそプロ仕様のオリジナル デザインユニフォームをおすすめします。
一人でもチームでも私達が一緒になって想いを目指します
想いが達成できた時の笑顔最高ですね。
本社は兵庫県豊岡市にあります。
谷口さんのように但馬地方の方は、お気軽にお越しいただいけますが、都会からは少し遠い場所にあります。そこで遠方の方にもお気軽に絆工房の扉をあけていただきたく、去年大阪茨木市に大阪営業所を設立しました。
大阪営業所は、サッカー・フットサルといったスポーツに特化した Leeadブランドを手がけております。
プロを目指すアスリート達に多く支持されているLeead ブランド。
私達が応援するアスリート達をここで何人かご紹介します。
2月にバートンUSオープンで準優勝した小学生プロスノーボーダーの嶋崎玖君。
既に小学生でスノーボードメーカーバートンと契約を結んでいる小学生のプロスノーボーダーです。
練習着を9890ブランドとしてサポートしております。夢はオリンピックです!
嶋崎兄弟のバートンUSオープンの記事および9890ブランドはこちらから↓
やりました嶋崎玖君、Burton USオープンジュニアジャム準優勝!
社会人フットサル女子チームのスペランツァ大阪やAC播磨イーグレッツ
目標はナショナルチーム入りを目指す彼女達。
そして、ソサイチリーグのBJコラソン大泉
現在大注目のリーグチームです!
他にも数多くのプロアスリート達に愛されているLeeadブランド。
ぜひ皆さんもオリジナルTシャツを作る扉を開けてみてはいかがでしょう?
豊岡本社、大阪営業所ともに会社見学大歓迎です。
『谷口さんのような想いで自分の想いをPRしてみたい』と思われた方はぜひ一度、豊岡の扉、大阪の扉を開けて下さい。
お待ちしております。
最後に谷口さんにお聞きしました。
ー「作られてみてどうでしたか?」
ー谷口さん 「但馬や新温泉町をPR する物なので、地元の但馬の企業さんで作れて良かったなぁと思ってます。」
0796-43-2880
〒567-0815 大阪府茨木市竹橋町8-2 ホーキビル2階
072-697-9728