サッカーは4年に一度開催されるワールドカップが世界的に有名で、開催時期は世界中が熱気に包まれます。
実は、フットサルおいても4年に一度ワールドカップが開催されているのです。
2012年大会では日本がベスト16まで進出するという大躍進を遂げました。
現在、愛知県が2020年大会のワールドカップの誘致に積極的に乗り出しています。
しかし、フットサルとサッカーの違いがわからないという方が多くいらっしゃると思います。
そこで、サッカーとフットサルの違いについて解説します。
□ピッチの違い
フットサルのピッチはサッカーと比べるととても小さいです。
サッカーの場合、最低でも横:45m、縦90mの大きさのピッチが必要です。
ですが、フットサルは体育館一つで収まるほどの小さなピッチで十分なのです。
また、ピッチの材質にも違いがあります。
サッカーは天然芝、人工芝、砂のいずれかのピッチで競技を行います。
フットサルはサッカーとは違い、滑らかで摩擦の無い平坦なピッチで競技を行います。
□競技人数
ピッチの大きさが違うサッカーとフットサルは、競技人数も大きく異なります。
サッカーはフィールドプレイヤー10人+ゴールキーパー1人、フットサルはフィールドプレイヤー4人+ゴールキーパー1人です。
どちらのスポーツも、競技中に警告が出されたり、怪我をしたりすることであえなく選手が退場することがあります。
競技人数が減ってしまい、規定された競技人数で試合ができない場合もあります。
そういった場合のためにサッカーは7人、フットサルは3人以上と、最低競技人数が決められています。
□フットサルはオフサイドが無い
オフサイドはサッカーにおいて規定されているルールです。
オフサイドは少し仕組みが複雑なのですが、簡単に解説します。
*オフサイド
ゴールキーパーではない相手選手をA選手とします。
A選手は自身のチームの中で一番自身のゴールに近いところにいます。
相手選手(B選手よりも自陣に近いところにいる)はこのA選手よりもゴールに近い場所にいる仲間であるB選手にパスを出すことができないのです。
サッカーで相手のディフェンスの後ろに選手がいないことが多いのはこのオフサイドを避けるためなのです。
フットサルにおいては、このオフサイドのルールがありません。
そのため、フットサルは攻撃の際にコート全面を制限なく使用できるので、戦術の幅がとても広いのです。
□さいごに
サッカーとフットサルの違いについて紹介しました。
他にも細かいルールの違いがあります。
実際にプレーしてみると面白い発見があるかもしれません。