フットサルは近年、大人気のスポーツです。
それを裏付けるデータとして、フットサルのコートは、10年位で4倍にも増えたと言われています。
ですが日本のフットサルリーグ、「Fリーグ」を知っている人は少ないのではないでしょうか?
この記事ではフットサルは好きだけど、フットサルの歴史や、Fリーグについてほとんど知らない人たちのために、フットサルのことを詳しくご紹介いたします。
■フットサルの歴史
サッカーと同様に、室内サッカーも世界各国で親しまれてきました。
弾まないボールを使って発展した、サロンフットボールは南米を中心にプレーされてきました。
また、イギリスからアメリカ、オーストラリアに広まった、インドアサッカーもあります。
FIFAはこれらを参考にして、1988年に5人制サッカーのルールを制定しました。
これが現在のフットサルの元となっています。
■日本のフットサルの歴史
近年、フットサルは、若者を中心として人気を誇っており、それに伴って、競技人口も増加しました。
そのため、フットサルの強化も図られるようになり、日本サッカー協会は2003年、キャプテンズ・ミッションの1つにフットサルの推進を目指しました。
また、日本サッカー協会と、日本フットサル連盟は、フットサル全国リーグ設立準備委員会の提案を受けて、フットサルの全国リーグをスタートさせることを決めました。
Jリーグと同様、参加チームには、地域に根差したスポーツクラブになることを目指し、ホームタウン制や、ホームスタジアムの確保などを条件に掲げました。
そして、2007年、日本フットサルリーグ、「Fリーグ」を発足させました。
現在Fリーグには、エスポラーダ北海道、ステラミーゴいわて花巻、バラドール浦和、府中アスレティックFC、ペスカドーラ町田、湘南ベルマーレ、名古屋オーシャンズ、シュライカー大阪、デウソン神戸、パサジィ大分の10チームが加盟しています。
初年度は、唯一のプロチームである名古屋オーシャンズが17勝2敗2分という圧倒的な成績で優勝を果たしました。
■フットサル日本代表
日本代表チームは1989年、オランダで開催された第1回FIFA5人制室内サッカー選手権に初出場して以来、2004年大会、2008年大会に出場してきました。
現在は、ミゲル・ロドリゴ監督が指揮を執って、代表の強化を進めています。
■まとめ
今回はフットサルのことについて紹介いたしました。
日本にこんなチーム数があることに驚いた方も多いのではないでしょうか?
もし地元にチームがあったら、1度見に行ってみてください!