シルクプリントの歴史
シルクって絹のことですが、なぜそもそもシルクプリントと呼ばれるようになったのか。
まずは簡単にシルクプリントの歴史を紐解いてみたいと思います。
シルクプリントは、別名、手捺染(てなせん)とも呼ばれます。
その歴史は長く、約100年ほど。
明治時代、富山で型紙に絹(シルク)の紗を貼ったことが始まり。
当時”ジャパニーズ・ステンシル”として世界デビューしたそうです。
その日本の捺染型紙をサミュエル・シモン(英国人)が1907年に絹のスクリーン印刷=シルクスクリーンの
特許を所得したと言われています。
版の紗を昔は絹(シルク)が使われていたこともあり、
また、英語でその絹の編み目の布をメッシュ、スクリーンと呼ばれることから、
シルクスクリーンと呼ばれるようになりました。
紗の貼ったアル枠の版を使用
その上からインクを乗せて、スキージと呼ばれるゴムベラを使ってインクを刷り込みます。
均一に刷り込むためには、手ぶれなどが許されず、
力の入り加減が仕上がりに左右されるため熟練した技が必要となります。
動画でシルク作業をご紹介します。
シルクプリントのメリットって?
マラソンウェア、ジョギングシャツ、ランニングユニフォーム等のスポーツシーンウェアは
もちろん、スポーツ大会に使用するコットンのゼッケン番号などもシルク印刷可能。
シルク印刷の魅力は何といっても低コストでTシャツが作れることです。
また、シルクプリントは黒い生地に刷り込むとインクの発色が綺麗なのが特徴。
昇華プリント、シルクプリント、それぞれの得意分野に分かれてお客様の求める
マラソンウェア、ジョギングシャツといったオリジナルTシャツを作成・印刷している絆工房。
昇華プリントにするか、シルクプリントにするか。
迷った時は、どうぞお気軽にご相談下さい。
絆工房では、お客様のオリジナルユニフォームを作る目的、夢を一緒になって形にしていきます。
自分が描いたデザインが形になる、Tシャツになる。嬉しい瞬間を是非一緒に体験してみて下さい。