【仲間と世界で活躍する若者を応援します!】但馬技大自動車工学科優勝!
世界に飛び立つ兵庫県立但馬技術大学校
自動車工学科優勝おめでとう!
低燃費レースの車両製作と評価・改良、低燃費レースで距離を競う
「シェル・エコマラソン・アジア2016」。
17カ国117台が参加したレースが、今年は、フィリピンで開催。
その大会のプロトタイプディーゼル部門で、兵庫県立但馬技術大学校が、
見事大会新記録(1424km/l)を打ち出し、去年に引き続き優勝しました。
(右から)部長足立さん、メカニック田口さん ドライバー浜野さん
車検、練習走行、本番と5日間にもおよぶこの大会。この車検に合格することが最初の関門。
自動車工学科顧問の藤井先生曰く、
「あらかじめ、レギュレーション(規則・規約)に基づいて車は作っているのですが、
現地で改めて行われる車検に合格しなければレースに参加できません。
車検に通らず大会に来てもレースに出場できないチームももちろんあります。
車検に合格して初めて練習走行が出来るのですが、ブレーキの配置を再度見直しする必要が
あると言われ、夜に作業したりしました。」
チーム部長である足立さんは、「ほかにも、走行中に車両のカバーが外れて急きょピットに戻って
応急処置をするというトラブルも発生しました。」
フィリピンの公道を使って、29分以内で12㎞走行するレースは、
アスファルト舗装されてない箇所もあります。
去年参加した先輩に、注意すべき箇所を聞いて臨んだドライバーの浜野さん。
「トラブルが発生しても、メカニックメンバーの調整力のおかげで安心して走行することが
できました。乗っていて途中から“これはいけるかも”という感触はありました。」
その予感は見事的中。去年に引き続き大会新記録を打ち出し、見事連覇。
同じ目標に向かって戦う若者を絆工房もチームウェアを通して応援。
右腕に絆工房のマークをつけたポロシャツを着て最終調整に臨む学生たち。
絆工房で制作した黒のオリジナルポロシャツを着た感想をうかがうと、
「フィリピンという気温の高い国で、車内はそれ以上の高温の蒸し風呂状態でしたが、
本当にサラッとした肌触りで走行できることができました。涼しく感じられました。」
絆工房を含めた他のスポンサー会社の期待と応援を背負い
暑い国で熱い戦いを繰り広げた若者たち。
「彼らはまだまだやれます。もっと学生自らが中心となってトラブルが発生した時に自らが考え対処できるように自立していってもらいたいですね。その方が、さらに達成感、満足度が高くなるはずです。」と藤井先生。
今夏、広島に開催されるバイオディーゼルの大会にも参加予定。
「夏も新記録で勝ちたいです!」すでに闘志みなぎる学生たち。
学生たちの熱い夏がもうすぐやってきます!
皆さんは、この夏何に挑戦されますか?