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【イベントハッピ】海外で変化(へんげ)する着物

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海外でへんげする着物 


1月12日は成人式。

各地で新成人126万人が誕生しました。去年より5万人多い羊達。

結婚式と同様、成人式では男の子よりも女の子にスポットライトが当たります。

テレビでは華やかな振り袖姿や、女の子のかわいく結った髪型が映し出されます。

最近は、上に高く盛る髪型よりも、編み込みが人気だそう。

女の子は、振り袖で華やかさをアピールできますが、男の子は袴をはいても

どうしても地味。

その反動からか、成人式で逮捕者が続出する男のやんちゃぶりが毎年恒例のように

報道されます。

                       (photo by daily online com.UK)

日本は、段々と生活の中で着物を着る機会が少なくなってきています。

冠婚葬祭でも、手軽に着れて、お手入れの簡単な洋装が好まれています。

逆に海外では着物は根強い人気があります。

昔から着物をルームウェアやナイトウェアに羽織ったり、

壁一面に着物をディスプレイしてインテリアの1つとして使われていましたが、

最近は着物を外でも着れるアウターとしてとらえられつつあります。

■ イギリスでKIMONOブーム

                   (photo by BBC Bisiness com)

昨年の夏にイギリスのファッションブランドNEWLOOKが販売した着物が大人気

となりました。

5秒に1着売れ、結果的に1週間に4万着売れたそう。

メジャーな新聞各紙でも取り上げられるほど大流行。

そのNEW LOOKの着物がこちら

     

英国人気女優ミッシェル・キーガンも自分のオリジナルブランドで着物をデザイン

(all photoes by Dailymail online co.uk)

日本では見られないのれんのようなヒラヒラがあるのがユニークです。

着物というよりハッピに近い感じですね。

中には着物というより完全に普通のカーディガンに近いものもあります。

■ なぜ着物が人気?

丈の短いハッピのような着物がなぜ人気なのか?というと、

誰でも気軽に羽織れる

カーディガン代わりに気軽にさっと羽織れます。

ボタンがなく、前にゆとりがあるので

体型を気にせず、逆に体型をカバーしてくれることも、

女性に受け入れられました。

日焼け対策

日焼け防止にビーチや外で行われるサマーフェステバルでこのような

カーディガンタイプの着物がよく見られたそう。

体を締め付けないので一枚羽織っても暑くはなりません。

日本でもハッピは夏祭りの定番ファッション。

日本でハッピというとイベント法被や、お祭りで着るのが主流ですが、

海を渡ると個人がファッションアイテムの1つとして

着物を着ているというのは面白いです。

絆工房も昇華プリントでオリジナル法被を作成し、

沢山のお客様から喜ばれております。

絆工房のハッピは昇華プリントで印刷されますので、

通気性も速乾性は抜群。

何よりもオリジナルスポーツウェアの作成を得意としていますので

汗による不快感は限りなく皆無。【詳しくはこちら】

まだまだ、寒い冬が続いていますが、

イベントだけでなく、ルームウェアや日焼け止めのカーデガンのように

自分なりに着方をアレンジしてハッピを個性的に着てみるのも楽しいと思います。

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